ストックホルムの空に
2004年 12月 22日
スウェーデンのストックホルム郊外のクローヌベリ刑務所である男(18)が暴行・窃盗の罪で懲役10カ月の有罪判決を受け、服役していた。
この男には、見分けがつかないほどソックリの双子の兄弟がいて先日、そいつが面会にやってた。45分ほど面会して、片割れは帰っていったが、数時間ほどして、囚人が
オレはここの囚人でない、面会に来た方だ。何も悪いことはしてないんだから出してくれ
と言い出した。慌てて指紋を確認したと、確かに記録の指紋とは違う。ようやく、面会時に監視の目を盗んで服を交換、囚人は双子の片割れになりすまし、まんまと脱獄していたことに気がついたいう。なんとも間抜け話で、クローヌベリ刑務所のペターソン所長は次のように言って悔しがった。
2人は恐ろしくソックリでした。だからこんなことが起きるんじゃないかと手段は講じていたんですが、裏をかかれました。
刑務所に残った片割れは、そのまま自由の身になれると思ったらしいが、そうは甘くない。脱獄幇助の容疑で起訴される。脱獄した方は現在も逃亡中で、警察が面子にかけて全力で行方を追っている。
■ちっとも裏をかいてないじゃないか。
参考記事
by wb_opus_one
| 2004-12-22 23:17
| 鯖ニュース